
コピーライティングの王道教材として長年、君臨し続ける『The Million Writing (ザ・ミリオンライティング)』
2013年の発売からずっと売れ続けてる非常に評判の良い本教材ですが、同時に

・初心者に本当に必要?
・実際、中身はどんな感じなの?
・ぶっちゃけ、欠点あるんじゃないの?
という疑問が湧いてくるかと思います。
てな訳で、
今回のレビューを読むことで、
- ミリオンライティングを買うべき人
- 初心者こそコピーライティングを学ぶ意義
- ミリオンライティングという教材の構成と特徴
- ミリオンライティングを学ぶ際の注意点
が明確に分かりますので、
どんな人がミリオンライティング買うべき?
まず、僕の中のネットビジネス実践者のイメージは下記。
初心者
- ネットビジネスを始めてない
- もしくは、始めて間もない
- コピーライティングのコの字も知らない
中級者
- ネットビジネスに慣れてきた
- 売上も上がってきた
- けど、もっと売上を伸ばしたい
上級者
- 既に結果を出しまくってる
- 行動心理学を含め、コピーライティングの全てを熟知している
- 文章で売上を思い通りにコントロールできる
これを基準にした場合、初心者〜中級者はミリオンライティングを買って損はないかと思います。
中級者の方は、ミリオンライティングで得た知識をスパイスとして、さらに魅力的な売れる文章が書けるようになります(ミリオンライティングの具体的な凄さは、これからどんどん後述していきます)
初心者にとっては、ミリオンライティングを勉強することでコピーライティングというものを本質的に学ぶことができるキッカケになります(この辺も後述してきます)。
ちなみに僕的には、特にネットビジネス初心者の方にこそ、なるべく早い段階でミリオンライティンでコピーライティングを学ぶべきだと思ってます。
初心者こそコピーライティングを学ぶべきワケ
ネットビジネス初心者が文章を学ぶ上で迷いがちな事。
それは、
コピーライティングを学ぶか、否か。
この辺は、僕もマジで迷った。
というのも、僕のコピーライティングのイメージって、煽りテクニック(買わないとあなたはダメになります的な)みたいな感じでした。
自分らしい文章を書く上で、コピーライティングは逆に邪魔になるんじゃないかとさえ本気で思ってました。
でも、いざ、webライティングでの文章の基礎構成を学んで、記事を書いてを繰り返していく内に、自分には読者の心を動かす文章力が足りないと思いはじめました。(※ ちなみに、僕はwebライティングとコピーライティングを分けて考えてます。webライティングについてはこちら)
- 読者に興味を持ってもらう
- 読者に信頼してもらう
- 読者に商品を買ってもらう
これって、ただ文章をやみくもに書いても、中々難しいんですね。
読者の心理を理解し、読者の心を動かす原則や文章術を学ぶ必要があります。
それが、まさにコピーライティングと言う文章術なんです。
確かに、コピーライティングは煽りテクニックという側面があり、最悪の場合、悪用もできちゃう代物です。
けど、しっかりコピーライティングを理解し、適度に使うことによって、自分の商品や主張を読者に適切かつ魅力的に見てもらうことができます。
また、コピーライティングの知識があれば、ネットの世界で煽られずにフラットな眼で商品を判断することができるようになります。
(この辺のコピーライティングのメリットを詳しく知りたい場合は、別記事『ネットビジネスするなら絶対にコピーライティングを勉強するべき3つの理由』を参照していただければ)
以上の理由から、ネットビジネスを始めたばかりの初心者でも、コピーライティングは早めに勉強しといて損は絶対ないと思います。
ミリオンライティングの構成と特徴
先にも述べた通り、コピーライティングのメリットに気付くのに、僕はかなりの時間が掛かってしまった。
そんな背景もあって、一冊でコピーライティングの知識を網羅的に学べる書籍や教材(できるだけ安い)を探してみたんですが、これがかなり難航した(笑)
- 和訳された洋書のコピーライティグ本(僕の読解力も相まって、メチャメチャわかりにくかった)
- テクニック集の寄せ集め
どれもあまりピンとこなかった。
基本、コピーライティング本って、分厚くて内容が難しいのばっかなんですよね。
そんな中、
- コピーライティングの本質(売れる文章の本質)
- 人間心理の原則
- 細かいテクニック(寄せ集めではなく、目的別に体型的に学べる)
- コピーライティングを使ったセールス文章の書き方
これら幅広い要素を超わかりやすく学べるコピーライティング教材が、今回ご紹介してる『ミリオンライティング』
とまぁ、いくらこんな風に言っても、イメージがつきづらいと思うので、次項からはミリオンライティングの中身の具体的な感想をお伝えしてきます。
コピーライティングに関しては、これ一冊でOKなクオリティと構成
最初、僕はミリオンライティングの事を『稼げるための文章テクニック集』かと思ってました。
が、

と、今は断言できます。
というのも、ミリオンライティングは全196ページ、序章&1章〜4章構成になっており、序章から順番で読んでいくことにより、コピーライティングがなんたるかを本質的に学ぶことができます。
ちょっと、各章の僕の感想を述べてきますね。
序章 新時代のコピーライティング
まずは、序章なんですが、ここはどうか読み飛ばさないようにして欲しい部分ですね(まぁ、ミリオンライティングは基本、読み飛ばして良い部分はないんですけどね)。
何故なら、もっとも根本的かつ大切な事が書かれてるからです。
- そもそも、コピーライティングとは?
- インターネット時代のコピーライティングとは?
- コピーライティングを学ぶ理由とその価値とは?
いきなり、核心を突いてくる内容でモチベーションも上がります。
実際、僕もこの序章で

と確信させられました。
第一章 成約の原則
で、ここから本編に入っていくわけですが、ミリオンライティングでは、まずはテクニックではなく、文章の原則を理解する事から始まります。
で、ここで学べる文章の原則とは、ズバリ
『成約の取れる文章』
についてです。
ここで学ぶ原則を理解しないと、その後の章で学ぶテクニックの効果も半減してしまいます。
なので、必ず一章の原則はしっかり理解することをオススメします。
ちなみに、ミリオンライティングは基本的にセールスレターやセールス記事を作ることを前提に書かれてますが、この成約を取れる文章の原則は通常の記事を書く際にも非常に役立ちます。
セールス記事も通常の記事も、結局は読者にとって読まれる記事を書くという点では同じなので。
第二章 人間心理の原則
文章の原則と同時に大切になってくるのが、人間心理の原則。
2章ではまず、コピーを読む際の人間心理についてみっちり学ぶことができます。
そして、人間心理をしっかり理解した上で、コピーライティングの様々なテクニックを学ぶという構成になってます。
読み手がコピーを読む際には、『3つの心理の壁』があります。
2章で学ぶことは、その壁のいずれかを超えるための方法です。
よって、自分で実際にミリオンライティングで学んだテクニックを使う際は、ただやみくもに使うのではなく、ちゃんと目的や指針を持って使えるようになります。
心理原則を前提にした上でのテクニックという考え方こそが、ミリオンライティングがただのテクニック集と一線を画すところですね。
ちなみに、この2章がミリオンライティングの肝の部分です。
196ページ中、約70ページほどの大ボリュームなので、ちょっと覚悟がいるかもです(一度に覚えるのはほぼ不可能なんで、反復して読む必要アリ)
第三章 成約率を決定付ける2つの前提要因
ネットでモノを売る際に必要不可欠な要素を学ぶ3章。
- リサーチとターゲッティング
- 切り口と展開
主に、この2点を学ぶ章なのですが、ここは、ネットでビジネスをする人全員、特に初心者は必ず理解すべきところですね。
この章を学んだ後、
- ターゲットの選び方
- 商品の売り出し方
が、全く別次元で変わってくるかと思います。
何故なら、
「誰に何を売る?」
「モノを売る際の文章の切り口と展開」
といった、商品を売るための根元とも言える決定要因をこれでもかと深堀してるからです。
この辺は、一見あたりまえのように思えるけど、意外に多くの人が見落としてる部分かなと思います(もちろん僕含めて)。
なので、ビジネスに慣れた人、そうでないすべての人に読んでいただきたい章ですね。
第四章 コピーライティング
最後の4章は、この教材のまとめ的な章ですね。
まずは、「コピーを構成する4つのブロック」として、セールスレターやセールス記事で何をどのような流れで書くべきかを学ぶことができます。
セールスレターを書く際に、

となったら、とりあえず4章の前半部分を見ながら作成すれば割とスムーズにいくかと思います。
で、4章後半部分は、主に『コピーライターとしてのマインドセット』のお話になってきます。
個人的にテクニックはもちろん大切なのですが、やっぱなんやかんやで文章もマインドが全てだと思うんですよね。
心がけ次第で文章自体も変わってくるので、この最後のマインド部分のお話も是非読み飛ばさないで欲しいです。
アフィリエイトなどの文章を書いていくビジネスをやっていると、必ず壁にぶち当たる時があります。
そんな時に絶対役に立つ考え方が書かれてます。
で、最後の最後に『44項目のチェックシート』で教材が締めくくられてます。
自分がセールスレターを書いた後に、このチェックシートを使えば、おのずとミリオンライティングで解説してきた全ての原則に沿ったコピーが出来上がるはずです。
とまぁ、以上がミリオンライティングの主な内容です。
ただのテクニック集ではなく、コピーライティングの原則、テクニック、マインドといった様々な要素をしっかり学べる内容と構成になってます。
ミリオンライティングのセールスレターを見るだけで、コピーライティングの勉強に超なる
ミリオンライティングの中身には、コピーライティングの知識や原則が書かれてます。
そして、ミリオンライティングのセールスレターにも、実はコピーライティングの様々な要素が既に超使われてます。
まぁ、コピーライティング教材のセールスレターなんで当然なんですけどね。
是非一度、ミリオンライティングのセールスレターを見てみてください(セールスレターを見るだけはタダなんで)。
このセールスレターの中には、ミリオンライティングで説明されてるコピーライティングの原則やテクニックがみっちり詰まってます。
実際、ミリオンライティングの中で様々な原則やテクニックの例としてあげられる多くが、このセールスレターについてです。
つまり、ミリオンライティングを読めば、セールスレターの仕組みが完全に解っちゃうということです。
『セールスレターの仕組みが解る』
これの何が良いかって、もう他のセールスレターを見ても冷静に分析できるようになるんですよ。
つまり、不要に煽られない眼が手に入ります。
今後、様々な商品の広告やセールスページを見ても、

おっ、ここは恐怖心を煽ってきてるな
みたいに客観的かつフラットに商品を見て選ぶことができるようになってきます。
一見、
コピーライティングを学ぶ=文章力UP!
と思われますが、同時に
コピーライティングを学ぶ=ネットビジネスの世界を冷静に歩けるようになる
という側面もあります。
なので、何度も言いますが僕としては、初心者こそコピーライティングを早々に学ぶべきと思ってます。
セールスページを冷静に分析する眼を養うという観点で、ミリオンライティングはコピーライティングの本質的なこと(文章や人間心理の原則)を解説してるのでオススメできます。
値段が安い! その上、返金保障で金銭的リスクが皆無
コピーライティング教材として、この上ないクオリティなのは間違いありません。
では、お値段はの方はどうかと言いますと、情報教材としてはかなり安い方かと思います(情報教材のことに関して詳しくはこちら)。
3980円(税込)
飲み会1回分の投資でコピーライティングの真髄を学べるのは、かなりコスパ的によろしいかと。
ちなみに何で情報教材なのに、こんな低価格なのか?(情報教材は普通、数万円がデフォ)
それは、ミリオンライティングがフロントエンド商品である為かと。
フロントエンド商品とは、いわば「集客商品」で、お手頃価格な場合が多いです。
その後に「バックエンド商品」(本命商品)のオファーが来るというのが定番で、ミリオンライティングもその流れですね。
(※ もちろん僕はフロントエンドからのバックエンドというマーケティング手法の否定派ではありません。堅実なマーケティング方法かと思ってます)
ミリオンライティングの次に来るバックエンド商品が『Copyrighting Affiliate Program』という月額サポートコース(メールサポート&月1回の記事添削)です。
このサポートは僕は受けたことないので何とも言えませんが、実績ある人からの添削を受けたいというのであれば検討してみるのも良いかもしれません。
とまぁ、このような背景から情報教材としては割と低価格で高クオリティなコピーライティング教材を購入できるわけです。
とは言いつつも、3980円と言う値段は、普通の書籍と比べれば多少高いというのもまた事実。

と、多少とも金銭リスクを考えるかもしれません。
でも、安心して欲しいのが、ミリオンライティングには365日以内の全額返金保障があるということ。
これって、余程、教材のクオリティに自信ないとできないことかと思います。
ぶっちゃけ、教材をがっつり読み込んで満足できた後に、返金保障を申請することもできちゃいます(さすがにモラル的にそんなことする人いないと思いますけど)
なので、金銭的リスク(値段以上の満足を得られない)を心配せず、安心して購入していただければと思います。
というわけで、ミリオンライティングを手に入れることのベネフィットをまとめますと、
- 読者の心を動かす文章を学ぶことができる
- 今後、無駄にコピーに煽られないための知識がつく
これらを低価格(365以内の全額返金保障付き)で手に入れることができるということです。
ミリオンライティングを勉強する際、気をつけるべき点
ここまで、ミリオンライティングをベタ褒めしてきましたが、ここからはミリオンライティングを勉強する際に気をつけるべき点をお話ししていきたいと思います。
コピーライティング力『だけ』では稼げない件
ミリオンライティングは、あくまでコピーライティングに特化した教材です。
何度も言うように、コピーライティング教材として、この上ないくらい良い教材であることは間違いありません。
それを前提にお話ししないといけない事実があります
それは、コピーライティング『のみ』を勉強しても稼げるようにならないという事。
僕が思うに、ネットビジネスで稼げるようなるには様々な能力が必要で、コピーライティングはあくまでその能力の1つであるということです。
具体的に言うと、ネッオビジネスに必要な文章力は大きく分けて2つあります。
- コピーライティング
- webライティング
ですね。
コピーライティングは読者の心を動かし、しかるべき行動に誘導させる文章術です。
そして、webライティングは読者に分かりやすく情報を伝えるための文章術(詳しい記事はこちら)
これらに加え、
- SEOの知識
- マーケティング力
- 商品選定力
といった様々な能力が組み合わさって、初めて稼げるようになるもんだと思ってます(まぁ、僕が偉そうに言えることではないですが)
ミリオンライティングのセールスレターを見ると、
年間1億円以上稼ぎ出し
そんなサイトを幾つも量産し続けた男が遂に明かす
その実績を作り上げた、たった1つのノウハウ
みたいな強烈なヘッドコピーがドーンと載ってるので、
みたいに思ってしまうかもしれませんが、流石にそこまで甘くないです(笑)
ミリオンライティングのヘッドコピーも、あくまでコピーライティングのテクニックです。
特に初心者がコピーライティングオンリーで勉強し、セールス記事を書き始めても、ただの押し売りセールスライターになりかねません。
なので、コピーライティングは文章をより魅力的にするためのスパイス的なものと思って勉強するくらいがちょうど良いかと思います。
コピーライティングが必要ないと言ってるわけではありません。
ぜひ、他の能力(特にwebライティング)も高める事を忘れないで欲しいです。
PDFコンテンツ教材なので読み疲れる件
ミリオンライティングは、自分で読むことが前提のPDF形式のコンテンツです。
ミリオンライティング内の文章自体は非常に論理的に書かれているのですが、ちょっと、何回か読まないと理解ができない所も結構あります(太樹の読解力がないだけ説)
なので、読む際は結構な集中力が必要になってきます。
素晴らしい教材であることは間違いないないのですが、やはり文章だけだと読むのが疲れてきちゃいます。
普通のブログ記事を書く際には役に立たない(ように見える)
ミリオンライティングは、一見セールスレターを作るための教材に見えます。
確かに、何かの商品を売るための文章の本質やテクニックを学べる教材であることは間違いではありません。
なので、普通のブログ記事(お役立ち記事とか集客記事)を書く際には、ミリオンライティングは全く役に立たないんじゃないかと感じがちです。
しかし、ミリオンライティングで学べることを大きく捉えると、セールスのための文章術というより、
『人の心を動かすための文章術』
です。
なので、ミリオンライティングで学べることは、十分にセールス記事以外の記事に活かすことができます!
最後に
コピーライティングを勉強する意義として、
- 読者の心を動かす文章が書けるようになる
- 押し売りセールスを見分けられるようになり、冷静に商品を選べるようになる
これら2点は、ネットでビジネスをする上で必須な能力です。
それに加え、コピーライティングの知識さえあれば、街中で見る景色も変わってきます。
- 何気ないポスター
- テレビCM
- コンビニにある様々な商品
世の中は、コピーで溢れてる事に気がつきます。
自身の文章力UP、そして、人生のちょっとした充実のため、1回分の飲み会程の投資(全額返金保障付き)で最高のコピーライティング教材を手にしてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で!
ではでは〜。