
僕は以前、このブログやTwitterで自身をHSPと名乗ってました。
HSPとは?
超簡単に言うと、非常に繊細で疲れやすい気質の人。
で、最近になって僕は、HSPに関する記事、自らをHSPと自称してる箇所を全て削除or修正しました。
というのも、冷静に自己分析をした結果、

と、思い始めたから。
HSPを自称する人(過去の僕含め)って、正直多すぎると思います。
いや、別に自称するのは本人の自由なんですが、側から見ててちょっと思う所があります。
てな訳で今回は、元自称HSPであった僕がHSPを自称する事を辞めた理由3つお伝えします。
今回の記事で、

という問いについて改めて考えるキッカケになればと思います。
ちなみに、HSPの人(真性)を否定する内容ではないので、ご安心を。
目次
理由その1 HSPの特徴に自分が当てはまってないと思ったから
HSPの代表的な特徴して挙げられるのが『DOSE』です。
ポイント
HSPの4つの特徴の頭文字です。
【Depth of processing】深く考えてから行動する
【Overstimulation】刺激に敏感で疲れやすい
【Empathy and emotional responsiveness】人の気持ちに敏感で共感しやすい
【Sensitivity to subtleties】感覚がするどい
【Depth of processing】深く考えてから行動する
Depth of processingの特徴を挙げると、以下。
- 一を聞いて、十のことを想像し、考えられる能力がある
- 調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
- お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
- 物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
- その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い
引用 新宿ストレスクリニック
で、これらに僕を当てはめてみると、、、
一を聞いて、十のことを想像し、考えられる能力がある → 流石にそこまでの想像力はないw
調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる → 分野による。自分の好きな事や興味ある事なら、それなりに深掘りはする。
お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう → 相手のお世辞の旨さによる。あからさまなのは見抜くし、旨けりゃ騙される。
物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる → 物事の大きさによる。小さな物事なら速攻で行動に移す。
その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い → 精神状態による。疲れてる時なら快楽に溺れる時もある。浅い人間や話は確かに嫌いだけど、それは大体の人もそうなんじゃないかと個人的には思う。
【Overstimulation】刺激に敏感で疲れやすい
overstimulationの特徴を挙げると、以下。
- 人混みや大きな音、騒音が苦手
- 友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲労している
- 映画や音楽、テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く
- 人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
- 些細なことに過剰なほど驚いてしまう
引用 新宿ストレスクリニック
で、これらに僕を当てはめてみると、、、
人混みや大きな音、騒音が苦手 → 確かに嫌い!
友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲労している → 退屈だったら疲れる。楽しかったら疲れない。
映画や音楽、テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く → 作品による。余程のことがない限り泣かない。
人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない → ムカつきはするが、傷ついたり、ネガティブにはならない。見返してやろうという原動力にはなる。
些細なことに過剰なほど驚いてしまう → いきなり驚かされたら、普通にビックリする。が、部屋にゴキブリが出たぐらいでは驚かない。
【Empathy and emotional responsiveness】人の気持ちに敏感で共感しやすい
Empathy and emotional responsivenessの特徴を挙げると、以下。
- 人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
- 悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
- 人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
- 言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる
引用 新宿ストレスクリニック
で、これらに僕を当てはめてみると、、、
人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする → うわぁ、怒られてるなー、とは思う。自分に関係ない事だったら別になんとも思わない(うるせーなとは思う)。
悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する → 号泣はしないw
人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる → 今、こう思ってるんだろーなと察する事は多い。けど、これはHSPだからという訳ではなく、今までの経験則によるものだと思う。現に子供の時は、相手の思ってる事を全く理解できなかった。
言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる → 子供の時から猫と共に育ってきたが、ヤツら何考えてるか全くわからんw(だからこそ愛おしい)幼児は笑ったり、泣いたりするから何となくは。
【Sensitivity to subtleties】感覚がするどい
Sensitivity to subtletiesの特徴を挙げると、以下。
- 冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である
- 強い光や日光のまぶしさなどが苦手
- 近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
- カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
- 肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
- 第六感がはたらき、よく当たる
引用 新宿ストレスクリニック
で、これらに僕を当てはめてみると、、、
冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である → 部屋にミニ冷蔵庫あるけど、余裕で寝れる。
強い光や日光のまぶしさなどが苦手 → 確かに晴れより曇りの方が好き。部屋も基本、間接照明。
近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる → 口臭キツいのは、誰だって気分悪くなると思う。タバコも非喫煙者は多かれ少なかれ、そうでは?
カフェインや添加物に敏感に反応してしまう → 毎日、朝昼にブラックコーヒーを飲む(日々快調)。コンビニのおにぎりも、たまに食うと美味しいよね。
肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる → チクチクする素材の服を着ないから何とも言えない。
第六感がはたらき、よく当たる → そんなスピリチュアルな能力、自分にはないw(憧れはするけど)
確かにやや当てはまってる所はあるけど、全体を通して自分はそこまで当てはまってないと気付きました。
ちなみになんですけど、HSPの提唱者であるアーロン博士によると、HSPの大きな4つの特徴(DOSE)の内1つでも当てはまってないと、それはもうHSPではないと定義されてるみたいですね。
理由その2 HSPのオフ会に行って、自分は違うと思ったから
以前にHSP系youtuberのオフ会的なものに行ってきました。
その当時は、まだ自分の事をHSPと思っていて、尚且つ周りにHSPを名乗ってる人が皆無でした。
なので、実際に他のHSPの人に会いたいと思いました。
オフ会はHSP系youtuber と僕と男性、女性の4人でした。
で、初めて自らをHSPと名乗る人達と話してみた感想は、、、
正直、微妙でした(苦笑)
うーん、なんて言うか、自分とは違う人種の人達だなという印象。
オフ会の内容は、HSP界隈によくある様なHSPあるあるをそれぞれ告白していき、それにみんなで「わかるー」みたいに共感し合うみたいな会でした。
HSPの人達は兎に角、共感し合いたい人達なんだと感じましね。
僕的には、『HSPは今後どの様に生きるべきか』といった未来の話がしたかったので、若干残念でした。
オフ会で会った人達が本当のHSPだったかは不明です。
が、もし仮にあれがマジモンのHSPだったのなら、僕はHSPではないですね。
そう確信できるくらい、僕と他の3人の間に壁を感じました(その壁が何なのかは上手く説明できませんが)。
理由その3 別に自称する程のコトではないと思ったから
で、ここまで、僕はHSPではないという事を話してきました。
けど、正直自分自身がHSPかどうかなんて今でも判らないんです。
恐らく、HSPには軽度、中度、重度があって、自分は軽度のHSPである可能性があるかもです(決して、重度ではないことは確か)。
で、仮に軽度であるなら、別に自称する必要性も無いかなーって感じました。
そりゃあ、とりあえずHSPって名乗ってれば、発信者やインフルエンサーとしてのキャラとしてはわかりやすいのかもしれません(HSPの人は共感を求める人が多いですからね)。
けど、それだと本当にHSPで悩んでる人に失礼かなと思うんですよね。
自称するならガッツリHSPのコトを勉強する覚悟も必要ですが、それは僕にはできません(そこまで興味がない)
なので、僕は『自称HSP』を辞めます。
そもそも何故、今まで自分の事をHSPだと思っていたか?
僕が自身の事を重度のHSPと勘違いしてしまったのは、HSPのweb診断をしたからです。
このweb診断では、スコア105の強度なHSPという結果になりました。
でも、今ならそんな結果は出ないです。
何故なら、web診断を受ける前にある程度のバイアス(思い込み)が掛かっていたから。
- 自分は内向型(実際、HSPと内向型は別物)
- 今まで、生きづらさがあった
- 自分はHSPなんじゃないか?
こんな思いが、テストを受ける前に既にありました。
なので、当然ガッツリHSPという診断結果がでます。
バイアスって、怖いですね。
もちろん、web診断テストが無意味だとは全く思いません。
自分の生き方や目標の目安やヒントの一材料として、大いに参考になると思います。
ただ、診断結果に盲目になり、独自の自己分析を怠るのは良くないなと感じます。
これからは(も)、自称〇〇で発信していきます。
日々、自己分析する中で現状分かっているのは、僕はHSPではない(もしくは軽度)けど、ほぼ間違いなく、内向型でぼっち気質であるということ。
なので、引き続き『自称ソロ充』を名乗っていこうと思います。
僕のような内向型、ぼっち気質の人用の最適な生き方を、今後とも発信していきます。
また、僕の発信はHSPの人にも、きっと役立つ発信になるかと思います(内向型、ぼっち 、HSPの理想のライフスタイルは近いものがあるんで)。
やっぱ、内向型、ぼっち、HSPは個人ビジネスでマイペースで生きるのがベストというのが、僕の現時点の結論です。
なので、HSPの方も引き続き僕の発信に注目してください!
それでは、今回はこの辺で!
ではではー。