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電子書籍『内向型の生き方戦略』レビュー&感想  すべての内向型必読

太樹
どーも! 太樹です

内向型の自覚ある人に聞いてみたい事があります。

ぶっちゃけ、生きづらくないっスか?

いきなり、宗教勧誘っぽくてすいません(笑)

こう聞くのも、今まで僕自身が内向型として生きてきて、

太樹
明らか、他の人よりメンタル消耗しやすいよなー

と、感じてきたから。

  • 小さい頃
  • 思春期
  • サラリーマン時代(約半年ですが)

いわゆる、一般ルート時代を振り返ってみると本当に辛いことばかりだった。

一方で、今では開き直って、自分が生きやすい生き方(個人事業主)を選んでるんで、ある程度はメンタルは良い感じです。

昔の安定的なサラリーマン時代の一般ルートは辛くて、今の世間から見たら超不安定な個人事業主スタイルは毎日ワクワク楽しくやれてる。

この状態の理由って、なんとなくは分かってましたが、上手く言語化まではできませんでした。

つまり、

  • 僕のような内向型は、何故、生きづらいか?
  • 僕のような内向型は、どの様に生きるべきか?

この2つの問いに、僕はこうだ!と云うハッキリとした答えや根拠を持ってなかった。

しかし、先日、この問いの答えが書かれてる本(電子書籍)に出会いました。

それが、今回ご紹介する『内向型の生き方戦略』

僕は今現在のある程度ストレスフリーな生活(個人でビジネスしながら生きる)をしていながら、どこかで自分は異常なんじゃないかなと思ってました(まぁ、99%開き直ってますが)

けど、この本を読んだら、

太樹
あぁ、今まで感じてきた違和感は気のせいではなかったんだ!

と確信し、今の生き方(群れずに孤高に楽しく生きる)にさらに自信を持つことができました。

そんな訳で今回は、すべての内向型人間に読んでもらいたい『内向型の生き方戦略』をレビューしていきたいと思います。

内向型の生き方戦略レビュー

ぜひ、この本は実際にダウンロードして読んでいただきたいので、今回は軽く内容を解説していきたいと思います。

どんな人に読んでもらいたい?

とりあえず、この本はすべての内向型の人に読んでもらいたいですね。

特に

  • 陽キャ、パリピの思考回路が理解できない
  • 組織で働くの無理ゲーと感じる
  • 内向型でも、いや、内向型だからこそ楽しく充実した人生を送りたい

と、思ってる人には、かなり響く内容になっています。

どんな内容の本?

内向型の生き方戦略で書かれてる事はザックリ分けると以下2つ(実際は1章から6章までありますが、大きく分けると2つ)です。

  1. 内向型と外向型の違い
  2. 内向型の生き方

です。

「えっ、それだけ?」

と、思うかもしれませんが、この2つの問題の掘り下げ方がハンパない!

特に内向型の生き方』に関しては、かなりこれからの時代にマッチした提案なので、今後のあなたの人生の指標になる可能性が大いにあります。

内向型と外向型の違い

内向型の生き方戦略を実行する上で重要なのは、まずは内向型と外向型の違いを知ることが大切かと思います。

本編では、内向型と外向型では根本的どう違うかと、かなり腑に落ちるように解説されてます。

そもそも刺激の感じ方が違う

内向型と外向型の違いって、なんですかね?

一般的に言うと、

内向型は、家で一人で読書とかするのが好き(もしくは、落ち着く)

外向型は、居酒屋で大人数でワイワイするのが好き

みたいなイメージがあったりするかと思います。

で、これは何故かというと、内向型と外向型では刺激に対する感じ方が根本的に違うと本で語られています。

簡単に言ってしまうと、

内向型 = 刺激に鋭い

外向型 = 刺激に鈍い

ということです。

内向型は、

  • 一人で過ごす
  • 読書
  • 自然を散歩

などの低刺激なことでも、幸福感を得られます。

つまり、刺激に敏感なので小さなことでも十分満足できちゃう性分なのだそうです。

一方、外向型は、

  • 大人数でワイワイ
  • 居酒屋でどんちゃん騒ぎ
  • 大声で歌う

みたいな刺激的なことを好むようです。

と言うより、刺激が強いものでないと満足ができないみたいですね(刺激に鈍感なため)

逆に内向型が大人数でワイワイする場に行くと刺激が強すぎて、疲れてしまったり、不快に感じてしまうそうなんです(とゆーか、僕も完全にそう)。

なので、内向型の人は無理に刺激に強い場に行く必要はないということです。

境地開拓型と社会維持型という概念

この本では、

内向型 = 境地開拓型

外向型 = 社会維持型

と定義しています。

境地開拓型は、新しい境地を開拓、探求していく人

社会維持型は、従来の価値観やシステムを維持する人

この2種類の人種がいたから人類は進化してきたそうです。

これは、どちらが良いとかではなくて、

  • 境地開拓型は、必然的に内向型の人が向いている
  • 社会維持型は、必然的に外交的な人が向いている

というだけの事です。

ちなみに、内向型の僕的に『境地開拓型』と言うネーミングはかなり気に入ってます。

内向型、陰キャ、みたいな呼び方って、なんか見下されてる感があると思ってるのは僕だけでないハズ。

でも、『境地開拓型』と『社会維持型』なら対等、いや、前者の方がイケてるような感じがします(まぁ、優劣ないんですけどね)。

何故、内向型は生きづらいか?

それぞれの役割を持った、

『境地開拓型』『社会維持型』

両者には本来、優劣などないハズですよね。

でも、実際問題、内向型の人の方が何かと生き辛い思いをしてるのが現状ではないでしょうか?

これは一体なぜかというと、

そもそも、社会は外向型向けに作られているから。

と、本で語られてます。

僕がこの本で最も共感できた部分ですね。

確かにこの世界(特に日本)は外向型向けに作られてると思います。

  • 学校(小中高大)という名のサラリーマン専門学校(一クラス30人という時点で内向型にはストレスフルな環境)
  • ほとんどの人が会社という名のTHE・集団組織に入るしかないというシステムや常識
  • たくさんの友達とワイワイするのが幸せという価値観

みたいに、本来、大人数の人がいる場所や環境に向いてない内向型もこれらのシステムに巻き込まれてるのが現状です。

これって、外向型の人には問題ないんでしょうけど、内向型の人には結構シャレにならない環境や価値観なんですよね。

『みんなでワイワイするのが良い!』と小さい頃から洗脳されたせいで、本来家で一人で過ごすのが本質的に好きな内向型が

太樹
俺って、異常なのかな〜?

みたいに、全く見当違いな罪悪感を感じてしまうという悲劇。

んで、好きでもない飲み会とかに参加し、そこで案の定、消耗して自信を失くすという負のスパイラル。

まぁ、これはどうしても外向型の人の絶対数が多い(本では8対2で外向型が多いと語られてます)ので、仕方のないことではあるんですけどね。

で、これらの解決策としては、外向型の人たちのノリやテンション、常識、価値観に無理に付き合わない(付き合う必要がない)ことだと本で語られてます。

逆に、ここ最近は今回ご紹介してる本を始め、様々な価値観や内向型の人向けの生き方が再定義され始めてます。

なので、是非今回ご紹介してる本や僕のブログをキッカケに自分を逆洗脳してみてはいかがでしょうか。

内向型の生き方

内向型は、先にも述べた様に一般的な生き方がしづらい傾向にあるとの事です。

「じゃあ、内向型はどーやって生きるべきか?」

この問いに、1つの明確な答えを提示してます。

境地を目指すという生き方

この本では、内向型は『境地』を目指せとの事です。

簡単に言うと『自分独自のライフスタイルを開拓していくこと』

社会一般でいう、

  • 安定した会社に就職
  • それ相応の地位(部長、課長、役員など)
  • みんなと協調して仲良く

ではなく、

他の人がしてない様な新たな価値観やライフスタイルを作っていく生き方こそが、内向型の生き方戦略として適してると語られてます。

僕はこの戦略を聞いて本当に納得しました。

と言うのも、僕自身がいわゆる一般ルート(サラリーマン)を抜けて、今のような物販ビジネスや情報発信をするようになった経緯があります。

これも全ては、『僕だけの境地』に到達する為の必然的な行動だったんだなとしみじみ感じます(勿論、まだまだ境地に行く途中の段階ですが)。

けど、内向型の独自の世界観や好奇心で新たな境地を開拓せよ!って言われても、何だか天才しか許されないイメージしません?(実際、本の中でもエジソンとかが例に挙げられてますし)

でも、今は昔と違って、割と自由に生きられる基盤(インターネットを使った個人ビジネス)や価値観が広がってきてます。

よって、昔より断然に境地を目指しやすい時代に僕らは生きてるんじゃないかと思います。

境地に関しては、本書内でより詳細に語られてますので、是非読んで見ていただければと思います。

きっと、あなたも境地を目指したくなりますよ!

『内向型の生き方戦略』を読む際の注意点

ここまでで、『内向型の生き方戦略』についてのおおよその内容をレビューしてきました。

ここからは、僕が読んでみて感じた、ちょっとした注意点を挙げていきたいと思います。

割と内向型をヨイショしてる感はある

この本を書かれてる著者も恐らく、内向型の人なんだと思います。

そのせいか、本全体を通してやや内向型寄りのポジショントークになってます。

まぁ、ゆーても普段、内向型は結構見下されがちなんで、僕としては全然OKな範囲ですけどね。

でも、間違っていけないのは、

内向型 > 外向型

ではなく、

内向型 = 外向型

です。

それぞれ持って生まれた長所、短所がある事をお互い理解しあえれば良いですね。

境地の概念がかなり抽象的

本で書かれてる境地って、あくまで概念で、具体的な境地への道のりは書かれてません。

一応、例は書かれてますが、ジョブスとかエジソンとかの偉人級の人ばかりなので、境地といきなり言われてもピンとこないかもしれません。

まぁ、本の中で言われてる境地というのは、『各々のオンリーワンな生き方』っていう意味合いで語られてるから、具体的な例っていうのはなかなか提示しにくいんだと思います。

というわけで、僕個人のオススメとしては、やっぱり個人でスモールビジネスを始めてみるのが良いかと思いますね(個人ビジネスに関しては別記事『全てのソロ充、ぼっち気質は個人ビジネスがおすすめ過ぎる件』を参照していただければ)。

  • ブログ
  • youtube
  • せどり

なんでも良いんで、とにかく個人で稼ぐための活動が境地に繋がっていくと思います。

 

すべての内向型が境地を目指すべきかは微妙

この本では、内向型は境地を目指せ!という答えをハッキリ提示してます。

確かに、内向型にとっての1つの生き方戦略として大いにアリだと思います(実際、僕もその方向で進んでます)。

が、僕はすべての内向型は境地を目指すべきとは、実はそんなに思ってません。

内向型でも、境地を目指すとなると

  • 好奇心
  • 探究心
  • 安定を捨てれる勇気(ある種のクレイジーさ)

は、ある程度は必要だと思ってます。

で、すべての内向型がそれらを併せ持ってるとは思いません。

内向型でも

  • 未知の世界(境地)が怖い
  • 組織の中で安心できる場所をすでに確保できてる

という人も中には絶対にいると思います。

そういう人に僕は無理に境地を目指せとは言えません。

あくまで、本を読んで、

  • 境地、超楽しそう!
  • 組織に属すくらいなら、自分らしく孤高に生きたい!

て、感じた人は是非とも境地を目指すべきかなと思います。

まぁ、どちらにせよ、僕は冒頭でも述べてるように、やっぱりすべての内向型人間に今回レビューした『内向型の生き方戦略』を読んでもらいたい。

なぜなら、境地に進むにしろ、普通に生きるにしろ、

  • 自分の性質(内向型の特徴)を知る
  • 境地という選択肢もあるということ知る

事は、この先の人生に必ず役に立つからです。

是非、本書を手にとって(電子書籍なので、ダウンロードですが)、内向型なりの生き方を模索してみてはどうでしょう。

お互い境地を目指せる日を楽しみにしてます!

それでは今回は、この辺で!

ではでは〜。

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太樹


どーも!太樹と申します(よくタイキと読まれますが、ヒロキと読みます)。

群れるのが嫌いな神奈川在住の個人事業主。
現在、会社組織やどーでも良い人間関係を捨て、『いかに一人での生活を充実させるか』をテーマに『大人版ソロ充』として活動しております。

太樹の詳しいプロフィールはこちら

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