
ブログを運営していて、こんなことを感じませんか?

なんだか、つまんない文章だなー
ブログのファンが増えないなー
と。
これらの原因の1つが事実ベースのみの記事になってるからではないでしょうか?
例えば、
「〇〇は、〇〇で、それは〇〇だから、〇〇です」
みたいな文章ばかりという感じです(適度には必要だと思いますが)。
やっぱ、個人ブログで事実ベースの記事ばかりでは、面白みが欠けてしまいますよね。
そこで、事実ベースの味気ない記事ばかりでなく、体験談ベースの記事を意識してみてはいかがでしょう?
個人ブログの強みは、その人独自の体験談を生々しく語れることなので、積極的に入れていくべきだと思います。
けど、一言に『体験談』と言っても、結構奥が深いです。
ただ闇雲に体験談ばかり入れれば良いワケではありません。
てな訳で今回は、ブログに体験談を取り入れる際の考え方や書き方を解説していきます。
今回の記事を読めば、
今回のポイント
- ブログにおける体験談とは?
- 何のために体験談を書くのか
- 実際の体験談記事の実例
といった体験談の本質的な部分が分かりますので、是非ご期待を!
目次
体験談とは、そもそも何か?
まず、体験談とは何かと言いますと、
その人が身をもって、
- 経験したこと
- 失敗したこと
- 挑戦したこと
- 感じたこと
- 考えたこと
ですね。
つまり、ブログで体験談を語るということとは、言い換えれば、その人独自のストーリーをブログで語るということです。
なぜ、ブログに体験談が必要?
で、ブログに体験談を書くことについてなんですけど、個人ブログなら積極的に盛り込んでいくべきです。
なぜなら、
ポイント
- ブログはオリジナリティが命
- 実体験に基づく一次情報を発信できる
- 企業サイトとの差別化ができる
- 読者の心を動かすことができる
からです。
ブログはオリジナリティが命
今や、数多のブログが乱立しているブログ戦国時代。
その中で埋もれないために、独自のオリジナリティを持ったブログを作ることが成功のカギです。
で、オリジナリティあるブログを作る方法は多々あります。
例えば、
- 独自のブログコンセプトを作る
- 独自のノウハウを発信する
- 今までにないキャラクターを打ち出していく
あたりですかね。
でも、これらより手っ取り早く簡単にオリジナリティを出す方法が、普段の記事に体験談を書いていくことです。
実体験に基づく一次情報を発信できる
一次情報とは、その人が五感(目、耳、鼻、皮膚、口)を通して得られた情報です。
そして、情報の中でも一次情報が最も有益な情報です。
例えば、とある芸能人についての話題でも、
- 一次情報=実際に会って、話をした時のエピソード
- 二次情報=その芸能人に会ったことのある友達が話していたエピソード
- 三次情報=週刊誌に書いてあったエピソード
もし、あなたがその芸能人好きなら、どのエピソード聞きたいですか?
もちろん、実際会った人(一次情報)のエピソードですよね。
ブログで体験談を書くということは、まさに一次情報を盛り込んでいくということなんです。
企業サイトとの差別化ができる
企業サイトの強みと言ったら、記事の網羅性や正確性、権威性だと思います。
で、僕ら個人ブログが企業サイトに勝てる要素と言ったら、オリジナリティやら何やらありますが、結局は『人間味』ではないでしょうか?
その人間味が最も現れるのが、体験談です。
企業が外注ライターを雇おうが、web担当が記事を書こうが、結局は個人の体験談ではなく、企業の声になっちゃうんですよね。
その点、個人ブログの体験談は、運営者の人間性をダイレクトに打ち出すことができます。
読者の心を動かすことができる
ブログである以上、しっかり情報をわかりやすく伝える必要があります。
けど、事実ベースだけだと、ちょっと読者も退屈しちゃいますよね。
ただの情報に体験談を加えることで、
- よりリアルに情報に共感し、ファン化につながる
- 商品を買うことにリアリティが生まれ、成約につながりやすくなる
といった効果があります。
やっぱり、ドラマは楽しいし、生々しいリアルな話こそ人は読んでみたいもんです。
誰に向けて体験談を書く?
体験談を入れると良いと言いましたが、さすがに何が何でも体験談を入れるべきかというと、それはまた別の話。
例えば、いきなり唐突に
微妙な体験談例
今日は〇〇でランチしてきました。美味しかったです。
僕は去年、〇〇に行ってきました。楽しかったです。
みたいなことを言われても、「で?」となりますよね。
このように個人の日記みたいになっては、読者からの共感が得られないです。
体験談を入れるなら、ちゃんとターゲットを明確にする必要があります。
ターゲットを決め、そのターゲットが共感したり、感動したり、実際に行動するキッカケになるように意識すると、体験談の効果もグーンと上がります。
ちなみに、僕が体験談を書く上でターゲットにしてるのは以下3パターン。
体験談を語るターゲット
- そのテーマに悩みや憤りがある人
- そのテーマに興味があり、行動する前の人
そのテーマに悩みや憤りがある人
想定読者が何かに悩んでたり、憤りを感じてる時にこそ、体験談の出番です。
もし、ブログの書き手が、過去にその悩みを持っていた時に感じたこと、やったことを話せれば、読者は共感したり、何か行動を移すためのキッカケになります。
例えば、僕はHSP向けの記事を書いてたりするんですけど、そこでは自分が過去にHSPに悩んでいたエピソードを積極的に盛り込んでました。
そのテーマに興味があり、行動する前の人
例えば、何かの商品に興味があるけど、買おうか迷ってる状態。
公式サイトとか見てみたけど、生の体験談が欲しいって時ありますよね。
そんな状態の読者に書くべきなのが、体験談風のレビュー記事。
ただ、商品の情報だけでなく、使ってみた生の感想を言うことで、読者が実際にその商品を買ってみようとするキッカケになります。
体験談記事 実例
最後に体験談の入れ方なんですが、これに関しては特に決まりと言うか、テンプレート的なのはないですね(あくまで、僕個人の見解です)。
記事全体を体験談風にするもよし、記事の一部分にスパイス的にエピソードを加えるのもアリです。
体験談の必要性やターゲットさえ明確にしていれば、あとは、適宜体験談を入れてく感じで良いかと思います。
と言っても、せっかくなんで僕の記事の中で例を出していきますね。
記事全体が体験談ver
体験談記事 例
ターゲット
HSPや内向型だけどシェアハウス生活に興味ある人
記事の目的
HSPでも工夫次第でシェアハウス生活を快適に送ることができるということを読者に伝える
この記事は、HSPである僕がシェアハウスに住んでいる様子を実際の体験談として書いてます。
で、これを読む読者がいくら上っ面なシェアハウスのメリットを読んだところで、「よし、住んでみよう!」という風には、なかなかならないと思います。
そこで、実際にシェアハウスに住んでいる僕が、シェアハウスに住んでみて実際に体験したエピソードをたくさん盛り込んでいます。
もちろん、悪かったエピソードも語り、いかにそのデメリットを回避するかも実体験ベースで語ってます。
そして、より読者がシェアハウス生活をリアルに想像できるよう、実際の物件内の画像も載せたりしてます。
ポイント
記事全体を通して、良い面も悪い面も実体験ベースで語り、『HSPとシェアハウス』という相対するテーマを読者にリアルに感じてもらおうと意識しました。
部分的に体験談ver
体験談記事 例
ターゲット
- webライティング上達したい人
- webライティング教材『才ゼロ』の購入を検討してる人
記事の目的
商品の成約
こちらの記事では、主に前半部分に自分の体験談を入れてます。
何故なら、公式サイトのように、ただ商品の機能面のメリットを語ったところで、読者の心は動かせないと思いました。
なので、前半部分に、僕が何故その商品を手にして、どのように変化したかを語りました。
その体験談をもとに、記事の中〜終盤にかけて、商品のメリットや特徴を説明する形にしてます。
これにより、
ポイント
読者に商品を手にした後の未来を想像してもらう(webライティングが向上することにより、スムーズなブログ運営ができるようになる)
ことを意識しました。
まとめ
今回の記事をまとめますと、
今回のポイント
- 経験したこと
- 失敗したこと
- 挑戦したこと
- 感じたこと
- 考えたこと
ブログに体験談を書く理由は、
- ブログはオリジナリティが命
- 実体験に基づく一次情報を発信できる
- 企業サイトとの差別化ができる
- 読者の心を動かすことができる
体験談を語るターゲットは、
- そのテーマに悩みや憤りがある人
- そのテーマに興味があり、行動する前の人
体験談を記事に入れる方法は、
- 特に決まったテンプレートはない
- ただし、ターゲットや入れる目的をよく考えるべき
でした。
独自の体験談は、ブログのエンターテイメント性を上げるのに非常に役立ちます。
日頃から、

なんて考えてると、日常と発信活動の両方の質が上がるのでオススメです!
是非、今回の記事を参考にしていただければと思います。
てな訳で、今回はこの辺で!
ではでは〜。